「いつまで続くの…?」
「全然終わる気がしないんだけど…」
矯正治療を続けている多くの方が、
途中で一度は抱えるのが “終わらない問題” です。
では、なぜ矯正は“終わらない”と感じるのでしょうか?
原因と解決策をわかりやすく解説します。
目次
【1】歯が「停滞期」に入っている
矯正には 必ず“動きやすい時期”と“動きにくい時期” が存在します。
特にこのタイミングで停滞しやすい![]()
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治療開始から数ヶ月後
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大きな移動が一段落した後
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微調整(フィニッシング)の段階
これは異常ではなく、
むしろ「正常な経過」 のことが多いです。
解決策
・ワイヤーやアライナーの調整を適切に行う
・歯が動きやすい力のかけ方に変更する
・アライナー矯正なら、アタッチメント追加で改善する
【2】マウスピース(アライナー)の装着時間不足
インビザラインなどのマウスピース矯正は
1日20〜22時間の装着が前提 です。
しかし実際は、
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食事の時間が長い
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喋りづらくて外しがち
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夜つけ忘れる
こうした小さな時間ロスが積み重なると、
歯の動きが計画から大きく遅れます。
解決策
・アプリやアラームで装着時間を管理する
・外す回数を減らす
・次のステージへ進む前に“フィットチェック”を必ず行う
【3】噛み合わせの調整が必要な段階に入った
矯正治療の終盤では、
“見た目は整っているけれど噛み合わせが合っていない”
という状態になります。
この「噛み合わせ微調整フェーズ」が最も時間がかかり、
患者さんが一番 “終わらない…” と感じやすい時期です。
解決策
・噛み合わせの再評価
・精密な微調整(エラスティック使用など)
・治療ゴールを視覚化して共有する
【4】歯ぐき・骨の状態が動きにくい
歯は“骨の中をゆっくり移動する”ため、
年齢・生活習慣・炎症の有無で
動きやすさが変わります。
特に![]()
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歯周病がある
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歯ぐきが腫れやすい
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骨が硬い
こうした場合は動きがゆっくりになります。
解決策
・徹底した歯周ケア
・クリーニング頻度を増やす
・適切な力でゆっくり動かす計画へ変更
【5】治療計画そのものを見直す必要があるケース
これは少数ですが、
「そもそも治療計画が現状に合っていない」
ために歯が予定通り動かないことがあります。
特にマウスピース矯正は、
最初のシミュレーション通りに行かないことが普通 なので、
途中の計画修正(リファインメント)は当院でも頻繁に行います。
解決策
・治療計画の再構築
・新しいスキャンで最新状態を再分析
・必要であればワイヤー併用も検討
【結論】“終わらない”と感じるのはあなただけじゃない
矯正治療は必ず 停滞→再加速を繰り返しながら進む治療 です。
しかし、
「何が原因で遅れているのか」
「今どういうフェーズなのか」
がわからないと不安になりますよね。
名駅大森ピア歯科・矯正歯科では
そんな不安をなくすために、以下を徹底しています![]()
治療の進行度を毎回説明
ゴールの共有(見える化)
マウスピースのフィット確認
噛み合わせ調整の丁寧な説明
矯正は “終わらない治療” ではありません。
正しい診断と調整で、必ずゴールに近づきます。

名古屋駅徒歩1分
名駅大森ピア歯科・矯正歯科
「今の矯正、本当に終わるのかな…」
そんな不安がある方は、いつでもご相談ください![]()

