こんにちは。名古屋駅から徒歩すぐの名駅大森ピア歯科・矯正歯科です。
親知らずの抜歯や虫歯の治療などで「抜歯が必要」と言われたとき、
「今飲んでいる薬は大丈夫?」「抜歯しても平気?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。
実は、抜歯のときに注意が必要なお薬があります。
今回は、歯科医院でも特に確認が大切な「抜歯時に飲んではいけない、または注意が必要なお薬」について、
一般の方にも分かりやすくご紹介します。
目次
💊抜歯のときに注意が必要なお薬とは?
抜歯は小さな外科手術です。
そのため、血液や骨に関係する薬を服用している場合、
出血が止まりにくくなったり、骨の治りに影響が出ることがあります。
代表的な薬には以下のようなものがあります。
① 血液をサラサラにする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)
代表例:
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ワーファリン(Warfarin)
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バイアスピリン(アスピリン)
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プラビックス(Clopidogrel)
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エリキュース、イグザレルト、リクシアナ など
注意点:
これらは血栓(血のかたまり)を防ぐ薬ですが、
同時に血が止まりにくくなる作用もあります。
抜歯中や抜歯後に出血が長引くことがあるため、
自己判断で中止せず、必ず主治医(内科・循環器科)と歯科医が連携して判断します。
👉 名駅大森ピア歯科・矯正歯科では、こうしたお薬を服用している方の場合、
必ず「かかりつけ医との連携」「止血対策」「抜歯後の注意説明」を丁寧に行っています。
② 骨粗しょう症の薬(BP剤・ビスホスホネート製剤)
代表例:
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アレンドロン酸(フォサマック)
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リセドロン酸(ベネット)
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ミノドロン酸(ボノテオ、リカルボン)
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ゾレドロン酸(ゾメタ、リクラスト)など
注意点:
これらの薬は骨を強くする効果がありますが、
まれに**顎の骨の治りが悪くなる(顎骨壊死)**という副作用が起こることがあります。
特に長期間服用している方や点滴タイプの薬を使っている方は要注意です。
抜歯前には必ず歯科で申告し、主治医に服用期間や種類を確認してもらいましょう。
③ ステロイド薬・免疫抑制薬
代表例:
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プレドニゾロン(プレドニン)
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タクロリムス(プログラフ)
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シクロスポリン など
注意点:
体の抵抗力が下がりやすく、感染や傷の治りの遅れにつながることがあります。
感染予防のため、歯科での抗生物質の投与や抜歯時期の調整が必要です。
🦷 抜歯の前に必ず伝えてほしいこと
名駅大森ピア歯科・矯正歯科では、抜歯を安全に行うために、
患者さまに次のことを必ずお聞きしています👇
✅ 現在飲んでいるお薬の名前(市販薬も含む)
✅ 治療中の病気(心臓・糖尿病・骨粗しょう症など)
✅ かかりつけの病院やクリニック名
✅ 以前、抜歯後に出血や腫れが強かった経験があるか
これらを正確に伝えていただくことで、安全で安心な抜歯が可能になります。
⚠️ 自己判断で薬を止めないで!
「抜歯するなら薬をやめた方がいいのでは?」と思う方も多いですが、
自己判断で中止するのは非常に危険です。
血液をサラサラにする薬を急にやめると、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まることがあります。
薬をやめる・続けるの判断は、必ず医科と歯科の両方の医師の判断で行うことが大切です。
🏥 名駅大森ピア歯科・矯正歯科の安心体制
当院では、抜歯が必要な患者さまに対し、
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医科との連携体制
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血液検査結果の確認
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局所止血処置や縫合対応
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抜歯後の経過フォロー(出血・腫れ・痛み)
を徹底しています。
安全に治療を受けていただけるよう、患者さま一人ひとりに合わせた抜歯計画を行っています。
🌸まとめ
| 注意が必要なお薬 | 主な理由 |
|---|---|
| 抗凝固薬・抗血小板薬 | 出血が止まりにくい |
| BP剤(骨粗しょう症薬) | 顎骨の治りが悪くなることがある |
| ステロイド・免疫抑制薬 | 感染や治りの遅れのリスク |
💡ポイント
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飲んでいる薬は必ず歯科に伝える
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自己判断で薬を中止しない
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主治医と歯科医の連携が安全な抜歯のカギ
🏥名駅大森ピア歯科・矯正歯科
名古屋駅徒歩圏内・名駅南エリアで「痛みの少ない抜歯」と「安全な歯科治療」を提供しています。
お薬を飲んでいる方、持病がある方も安心してご相談ください。
📍アクセス:名古屋市中村区名駅2丁目45-7 松岡ビル3階 (詳細はGoogleマップで「名駅大森ピア歯科・矯正歯科」を検索)
📞ご予約・ご相談はお電話(052-583-7060)またはWeb予約からどうぞ。
